「チューニングの際に気をつけること」

皆さんは演奏前に「チューニング」をすると思います。
キーボードや誰かの出した音を基準にしたり、チューナーを使う場合もあるかもしれません。

チューニングの際に気をつけたいことがあります。

チューナーを使う場合、画面を見ながら息やスライドで音をコントロールして、メーターが…真ん中に…なった!やったー☆

…って、ちょっと待ったぁ!!

チューニングの目的は「どの程度チューニング管を調節する必要があるのかを見極めること」なので、自分で音を合わせてしまうとチューニングの意味が無くなってしまいます(X_X)

息やスライドをコントロールして音を合わせるのではなく、なるべくいつも通りの自然な吹き方で、出した音が高いのか低いのかを判断しチューニング管を調節します。
誰かが出した音を基準にチューニングする場合も同じです。

“いつも通り”が好ましいので、なるべくウォームアップをして唇や体の準備が整った状態で行ってください。
また、息の方向が定まらないとチューニング管に関係なく音程が上ずったりぶら下がったりします。
普段からまっすぐな息で吹くことを心がけてみてください(※これについてはまた別な機会に書きたいと思います)。

チューナーは便利ですが、やっぱり自分の耳で聴いて判断するというのがとても大切です。

自分の音が基準の音に対して高いのか低いのか、パッと聴いただけでは分からない!という方のために、次回はとっておきの練習方法をご紹介したいと思います。